消化器病に関する癒しの園講演会を開催しました
山形大学医学部看護学科臨床看護学講座の斎藤貴史先生をお招きし、主に看護師を対象として『日常診療で知っておきたい消化器病のピットフォール』と題した講演会を10月19日(金)に行いました。
ピットフォールとは見逃してしまいがちな疾患のことを指し、消化器に関する診療を行っていくうえで、稀に起こりうる病状の具体的な事例紹介を交えた講演をいただきました。
2カ月間、食道に魚の骨が刺さって内視鏡を使って取り除いた際の手術動画や、私たちにとっては身近な食材である山菜や餅によって高齢患者の腸閉塞が引き起こされた事例についてCT画像を使って説明したほか、脂肪肝などに重大な病気が潜んでいる可能性など、日常での看護業務に役立つ新たな視点や考え方をご紹介いただきました。
受講した職員からは、初めて目にする症例に驚きの声が上がったり、示された統計データにうなずいたりしながら、大変有意義な講演会となりました。