人生会議についての研修会を行いました
癒しの園の職員を対象とした人生会議(ACP:アドバンス・ケア・プランニング)についての研修会を当院の髙橋医師を講師に1月11日(木)開催しました。
人生会議(ACP)とは、将来の意思決定能力の低下に備えて、今後の治療、ケア、療養に関する本人の考えや意思決定の代理人について話し合っておくことで、病状の経過や本人の意向によって何度でも行うべきとされています。
講師の髙橋医師からは、自分の考えていることは思っている以上に理解されていないこと、人生の最終段階の医療・介護は、自分の希望が通りにくいこと、話しづらいことだからこそ家族や友人と一度話しをしておくことが大切であると話がありました。
参加した職員は、自分自身の人生会議のほか、医療に携わるものとして患者さんとのかかわり方を見直すきっかけとなっていました。