医療安全に関して
患者さんの本人確認について
同姓同名・似たお名前のかたがたくさんおられますので、平成23年4月1日より、外来診察や採血・検査・会計などのときはご本人がお持ちの「診察券」を確認させていただいております。
お薬の確認
他の医療機関からお薬をもらっている方は、事前にお薬の内容についてお知らせ願います。
一般売薬や外用薬、健康食品・サプリメントを含め医師又は担当看護師にお知らせください。「お薬手帳」をお持ちの方は一緒に提出をお願いします。
転倒・転落予防
病院の床は、畳やフローリングと比べ、硬い材質となっています。歩く時や診察台・ベットなどから降りられるときは十分ご注意ください。
また、高齢のかたの入院では、突然の環境の変化に病気による体力の低下が重なり、思わぬ転倒・転落事故が起こることがありますので、あらかじめ注意が必要です。
以下の項目にあてはまるかたは、特に注意が必要ですので、安全な入院生活のために看護師にご相談ください。
- 最近転んだことがある
- 暗いところではものが見えにくい
- めまいやふらつきがおこることがある
- 膝や腰の痛みのために歩行障害がある
- 眠れないために睡眠薬を使用している
- 認知症がある(ご家族からお知らせいただけると助かります。)
入院生活での注意点
- ベッドから降りるとき、トイレへの歩行時はふらつきに注意しましょう。お手伝いの必要なときはご遠慮なく看護師をお呼びください。
- 履き物はご自宅でいつも使っているものをお持ちください。ゴム底の運動靴は転倒予防に有効とされています。
- 普段ベッドを使用していないかたは、ベッドから降りるときご注意ください。心配なときは看護師と乗り降りの練習をしましょう。
- 万一、転倒・転落してしまったとき、また、周りのかたがお気づきになったときは、すぐ看護師にお知らせください。そのとき痛みが無くても、思わぬケガをしている場合があります。
患者様の状態により転倒・転落の危険が非常に高いと判断されるときには、介護用品(ベッド柵・離床センサー)を使用したり、ご家族に一時的にご協力をお願いする場合がございます。ご理解をお願いします。