山大医学部生が地域医療学自治体病院見学の実習を行いました
山形大学の医学部生が、6月21日(金)に当院で「地域医療学自治体病院見学の実習」を行いました。
この実習は毎年行われており、今年は4年生54人が参加し、伊藤院長から当院での地域医療実習の内容について説明が行われた後、5つの班に分かれ町立病院、訪問看護ステーション、健康管理センター、温身の郷をそれぞれ見学しました。
病院では、地域医療では欠かせない在宅で撮影や検査ができるレントゲン装置や心電計を紹介したほか、置賜地域で運用している診療情報共有システムOKI-net(おきねっと)などを説明しました。また、病棟の看護業務とリハビリ部門については、パネル展示を行いました。
また、健康管理センターでは小国町の医療福祉政策について説明を受けた後、温身の郷では利用者さんの生活の様子などの見学をしたほか、訪問看護ステーションでは、冬季の豪雪の中訪問看護に向かう様子や患者さんの自宅での暮らしの場面を交えながらそれぞれスライドで説明しました。
その後、伊藤院長から小国町の医療の現状を交えた「地域医療」についての講義を行いました。
医師を目指す学生たちは、積極的に質問したりメモを取ったりするなどしていました。